チャリティーマッチ シャフタール・ドネツク×福岡(国立)

  • 国立(今月4試合目)

 昨日行って今日もここで観戦。今月4試合目。いかにここでサッカー開催しているかという話だが、年末にでも今年の国立開催のサッカー試合を一覧にまとめたい衝動に駆られている笑。恐らく25~26試合は開催してるんじゃないかと思う。
 それはともかく月曜ということで夕方に事務所を出て現地へ。今季は暖冬で昼間は薄手のジャケット、コートでも十分という日が多いが、昨日そうしたら夜冷え込んだので今日は今年買ったばかりのダウンを投入。ここまで全く着る機会が無かったがついに出番が来た。

 今日のチケットを購入したのは先週半ば頃で、その時はバクスタ2階南側(シャフタール側)はゴール裏に近い場所ほど殆ど売れて無かったので通路沿いの席を楽々と確保出来たのだが、週末にかけて指定席は一気に完売した。ただ当日の客の入りを見ると来なかった人(つまり空席)も見受けられたのでスポンサー経由でチケが回ったりしたのかなと推測。
 18:40頃に席に着くと18:50頃に選手入場という案内があり、開始は19時なのでちょっと早いなと思いつつ座席に置かれたシートでウクライナ国旗のコレオを作り出した。

選手入場時

入場後、岸田首相のメッセージ動画、上川外相と駐日ウクライナ大使が現地で挨拶、始球式、両国国家独唱と「式典」が続き、これなら開始10分前に選手入場になるわなと。

岸田首相メッセージ

 試合直前には両チームや来賓の記念撮影が行われたが、ここに協会やJの幹部がいないように見えたのは不思議ではあった。協会会長はサウジでFIFAの会議があるので物理的に不可能ではあるが、副会長なり(昨日は俊輔の引退試合三ッ沢にいた)専務理事なりいるだろうと。Jにしてもチェアマンや幹部などいると思うのだが、自分の席からは確認出来ず。一応両団体は主催者として名を連ねているが、どうも主で動いたのはアビスパのスポンサーである某企業なのではないかと。首相のメッセージにもその企業が属する業界団体への謝辞(ウクライナ避難民への住宅無償供与について)があり、この企業が業界団体を通じて政治家やウクライナ大使館等を動かしてこの試合を実現させ、一方で協会やJは一定の距離を置いたのかもしれない。まぁあくまで推測に過ぎないが。ただルヴァン杯で福岡が優勝した後でこの試合が発表された時、最初はかつてのスルガ銀行杯の代替的な試合かと(つまり浦和が優勝していれば浦和が出場)思っていたが、この試合のスポンサー然り、どうも最初から福岡がシャフタール(を始めとするウクライナのチーム)を呼んで試合するつもりだったのかなと。

  • 試合

 まぁ憶測はともかく試合が始まったが、個人的に東欧の代表はそれこそ2002年のウクライナ戦を長居まで観に行ったが、クラブは初めてのはず。CLでは3位と決勝Tには行けなかったがバルセロナを破るなど健闘し3位でEL行きが決まった。本拠のドネツクは戦闘地域でもう随分前から西部を拠点に活動して今は国内リーグはキエフ拠点、欧州カップではハンブルクを本拠に活動しているようだ。それで戦時下の国内でリーグ戦を戦いつつ欧州でも結果を残すその実力やメンタリティは脱帽する他ない。今回も12/13にCLのGL最終戦の後そのまま日本に直行という強行スケジュールで。ウィンターブレークに入って次の試合は来年2月半ばのEL決勝トーナメント(vsマルセイユ)なので、だからこそ今回来日出来たのかもしれない。

 シャフタールのスタメンはステパネンコなど主力クラスを揃え、現役ウクライナ代表7人にジョージア代表2人。序盤は福岡がボールを支配して攻め込むが、シャフタールはほぼ最初の攻撃で右クロスをCFシカンが合わせて先制。福岡も相手ゴール前までは攻め込むが最後は体を入れられて防がれるシーン多し。シャフタールもカウンターで攻め込むが、さすが代表クラスの主力が揃っているだけあってパススピードや球離れが早い。ウクライナジョージアの選手が主体の中で左ウイングのブラジル人Newertonがドリブルでアクセントを付けていた。調べたらまだ18歳。シャフタールは昔からブラジル人を数多く獲得し、育てて西欧のクラブに売却するイメージあるが、この選手もいずれその1人となるのだろうか。
 そんな中で福岡は主に左サイドから金森&亀川、右は紺野の突破を中心に攻めていたのだが、左CKから最後は宮が頭で押し込んで同点、そのすぐ後には亀川のクロスを金森が合わせて逆転して前半を終えた。

後半開始時

後半はお互い選手を入れ替えたが、後半10分頃に右サイドへ大きく展開したパスが通り、ボールを受けたシュペドが中に切り込んで左足で逆サイドネットにコントロールショットを決めて同点。その後も両チーム選手を入れ替えたが、チームとしてはシャフタールの方が質を保って、福岡は右サイド田中達也の突破くらいしか攻め手が無くなっていったが、相手GKのキックミスを拾ってシュートに持ち込むなどチャンスは幾つかあった。お互い何度か惜しい場面ありつつAT3分の末2-2で終了。

  • 試合後

 終了後はすぐスタジアムを出て外苑前経由で帰宅。さすがに寒かったが、着て行ったダウンは買った時店員に防寒機能を強調されただけあって少なくとも胴体は冷え込まず過ごせた。これは年末年始重宝するな。
 観戦自体も後は年末に選手権行けたら行くというくらいでほぼ終わり。ここまで49試合。コロナ禍の反動か、今年は結構観に行ったな。これも年末に振り返る。

FCコラソン創設30周年メモリアルマッチ FCコラソン・レンダス×品川CCレジェンズ(国立)

  • 今月3度目の国立

 今日は友人が運営するチームの試合+その他懐かしい面々と会える場があるという事でまたここへ。東急の御朱印巡りで東横沿線の寺社を幾つか回った後で向かったのだが、入場前に国立の「空の杜」という上層階のコンコースへ。

空の杜入口

ここは場内3階コンコースより高い位置にある外周路で、基本的に試合の無い日のみ開放されているが、今日は空いており初訪。

空の杜コンコース
富士山と新宿高層ビル群

 一周した後で場内入場。今日のイベントの主催者は神奈川県リーグに所属するFCコラソンという社会人チームで、友人チームはその30周年記念イベントのゲスト&運営協力という形のようだった。20分/40分1本のメモリアルマッチが3試合予定されており、その2試合目がお互いのOB選手が出場する試合という事でこれを観戦。
 中に入ると意外、と言っては失礼かもしれないが多くの人で賑わっており、最終的に3000人以上が来場したらしい。今日は試合以外にもダンスイベントなど様々なプログラムが用意されているとの事だった。

場内コンコース
  • 試合
レジェンドマッチ

 そんな中で15:30過ぎに選手が入場し試合開始。相手には昨年引退した本田拓也氏(現FC岐阜コーチ)がいて、同チーム出身なのをここで知る。同氏はザック時代のアジアカップ優勝など代表経験も有るボランチだが、個人的に一番印象に残っているのは高校時代の国体優勝時。当時国体の少年サッカーはU18の都道府県選抜によるトーナメントで教育テレビかNHK総合で中継されていたのを視たのだが、この人は神奈川県選抜の主将として優勝し、試合後にインタビューで「このチームはマジで最高なんすよ!」と熱く語っていたのが何故か今も思い出される。

 試合が始まるとさすがにコラソン優勢で品川も相手ゴールには近付くがなかなかシュートに持ち込めない展開。ただ不惑を越えた友人達がボランチ、左ウイング、CB等のポジションで奮闘している姿を観ているだけで力付けられたというか、エネルギーを得た気分になった。この歳で走れるだけで凄い事。それと国立のピッチでのプレーに単純に羨ましさも笑
 品川は20分頃にメンバー総入れ替えしたものの、本田氏以外にも元プロ選手擁する相手の攻勢により、最終的に3-0でコラソン・レンダスの勝利。

最終スコア

ちなみにゴールアナウンスを始め今日のスタジアムDJは代表戦や天皇杯決勝などでもお馴染み関野浩之氏だった。この方も自分が中高生の頃から声を聴いてるので未だ変わらぬその声に改めて驚くばかり。

  • 試合後

 17時からは現役メンバー同士の試合も予定されていたが、夕方になると冷えてきてとても2試合観戦(正確には合計40分×2本)は持たないと思い、一旦国立を出て(再入場可能)近くのドトールで暖まった後で戻った。普段なかなか入れない同競技場のレセプションルームにて世代を越えた会合。日曜夜というのも影響してかあまり人数は多く無かったが、コロナ禍以降初めて会う人も多く、懐かしい再会の場であった。忘/新年会などはコロナで途切れていたがまた再開するかな。

ACL GL第6節 横浜M×山東(日産)

  • 17時開催のGL最終節

 これが今年のマリノス終戦。このGL最終節は17時開始と珍しい時間帯。今日開催される東地区のもう1つの組、グループFが日本時間19時開始なので、重複を避けたのかな。
 自分の勤務形態はこういう時に割と融通効くのだが、前もってこの日は16時に上がると周囲に言っておいたので帰り際に仕事が降ってくる事も無く無事退勤し、乗り継ぎ良く予定より1本早い電車に乗れて16時半過ぎに新横浜に到着。電車を降りると丁度今日一緒に観る友人と出くわした笑。スタジアム到着後は今日は息子と共にゴール裏参戦するという別の友人にも会った後、いつも通りのバクスタ2階へ。
 バクスタでは毎回通路より上層の席なのだが、今日は試しに通路より下層の席を取ってみたら座席にカバーが掛けてあってプラスチックのままの上層より多少リッチだった。今後は雨が降らない限りここにしようか。

バクスタ2階通路下席

開始前はまだ多少明るさが残っており、冬特有の澄んだ空が広がっていた。

冬の夕空
  • 試合
ホームゴール裏

 このグループGはマリノス山東、仁川の三つ巴で、ここまでマリノス山東にアウェイで勝利、山東は仁川にH&Aダブル、仁川もマリノスにダブルというジャンケン状態で、結果今日マリノスと仁川が勝つと3チームが勝点12で並び、この3チーム間の対戦成績(勝点、得失点差、総得点)で順位が決まるという複雑な状況にある。マリノスとしては山東、仁川相手の得失点差で不利な為、2位以内に入るには4ゴール以上の1点差もしくは2点差以上の勝利が必要。

第5節終了時点の3チーム間の対戦成績
順位:チーム/勝点/得失点差/総得点
1位:山東/6/+3/5
2位:仁川/6/-1/7
3位:横浜/3/-2/4
※仁川は当該チーム間の全4試合を消化済

 序盤からマリノスが押し込む展開で、シュートもそれなりにあったがGKの正面だったりミートしない事が多く、相手GKを脅かす様な場面はなかなか作れず。山東は上記の通り2点差負けでも1位突破という状況で守りに入っていた面はあったかもしれない。前半は1~2度カウンターで攻め込む場面があったくらい。目立っていたのは9番のクリサンで、190cmの長身でCFタイプと思いきや足元の技術やボールを運ぶ力もあってカウンターの起点となるパスの出し手として機能していた。
 そんな感じで前半が終わりそうだったので43分頃に席を外してトイレ&寒いので汁物を調達に行ったら、丁度売店でうどんの出来上がりを待っている時にマリノスに先制点が生まれた苦笑。売店脇のモニターで見ていたが縦一本でそのまま流し込む形。

 今思えばあのゴールが大きかったな。後半は固さも取れてより相手ゴールに近付く場面も増え、後半10分過ぎにはヤンマテの深い突破からアンロペが詰めて2-0、それから10分もしないうちにボールを奪って縦パスに反応したヤンマテがエリアすぐ外辺りからGK頭越しのループを決めて3-0と試合をほぼ決めた。
 それ以降はゆっくりボールキープしつつ、時折中盤でボールを奪ってショートカウンターも出しつつ試合をコントロール山東は前述のクリサンや途中から入ったフェルナンジーニョ(ブラジル出身で中国に帰化した選手らしい)の突破やボールキープ力以外に攻め手無し。他の中国人選手を見てもボール扱いや動きの質でマリノスの選手とは正直雲泥の差があった。特にサイドの狭いスペースにボールが入った時にそれが顕著で、マリノスはそこで上手く2~3人絡んで正確にボールを回せるのだが、山東は最初のボールタッチがまず乱れてマリノスからすると格好のボールの狩場だった。そしていつも中国超級勢と対戦する時の様に、アフターで不必要に当たりに来るので前半だけで相手に黄紙3枚。とにかく相手を倒してでも止めろ、自由にプレーさせるなとユース時代から教え込まれてるんだろうなと思う。それ自体は日本を始めどの国でも言われている事だと思うが、技術不足が加わると不必要に激しいチャージ、一か八かの激しいタックルで勝負するというプレーに表れ、相手にとって非常に危険なプレーとなる。また山東の監督はかつて全北現代や韓国代表を率いたチェ・ガンヒなのを知ったが、あの伝統的な韓国サッカーの体現とも言うべきスタイルと組み合わさって、かなり激しい、言い換えれば荒い、粗いチームではあった。

 こうして3-0とした後の仁川と合わせた対戦成績は以下の通り、マリノスが得失点差で1位浮上。そして山東もこれ以上失点しなければ2位キープという状況だった。裏のカヤvs仁川は仁川がリードしていたが、仁川はカヤ相手に何点取ろうとも当該対戦成績には影響しない為。

マリノス3-0時点の3チーム対戦成績
順位:チーム/勝点/得失点差/総得点
1位:横浜/6/+1/7
2位:山東/6/±0/5
3位:仁川/6/-1/7
※仁川は当該チーム間の全4試合を消化済

山東の攻撃が終始淡泊だったのはこの影響もあったかもしれない。勝点が合計12あれば2位の上位での通過は確実でもあったし。逆に0-4だと敗退で、マリノスあと1点取らないかなと思って実際1~2度チャンスあったのだが笑、決め切れずそのまま3-0でマリノスの勝利。

  • 試合後

 今日は山東サポも数百人来ていたが、最初から2つに分裂し、お互いのチャントは無視して各々で応援していたのが目を引いた。

山東サポ分裂応援

団体間の対立などあるのだろうか。Jだともう20年程前にガンバゴール裏が分裂していたのは記憶にあるがこういうあからさまなのは久々に見た。

 終了後はすぐスタジアムを出て、ゴール裏で観ていた友人とも合流して帰宅。17時開始だと終わっても19時で時間に余裕あるのが良いな。帰ってもこうして観戦記を更新するだけの時間がある笑。

天皇杯決勝 川崎×柏(国立)

  • 2週連続国立

 事前抽選に申し込んでみたら当選してしまった。先週に続いてだが今日はまず例によって東急の御朱印巡りの続きをば。試合前に代々木や外苑前周辺の3社を回り、途中代々木駅近くの定食屋で昼を食おうと思ったら11時前で既に10人以上並んでいたので11時開店のらすたへ。

らすた代々木店

 ここはおおよそ年1くらいのペースで行っている。普段代々木はあくまで乗換駅なのだが、たまに今日の様な用事で降りる事があり、その頻度が年1とも言える。食べた後、御朱印巡りの3社目は外苑前駅に近いエリアなので歩くと少々距離があるなと思っていると、周辺を回るコミュニティバスがあるのを知った。これに乗ると途中色々迂回するものの代々木駅前からその神社のすぐ近くまで行ける。これまで通った事の無い道も通るので、車窓がなかなか興味深かった。普段は駅とスタジアムを行き来するだけなので、バスで街中を走ると違った景色が見えるものだな。さすがというかこの辺りはレストラン一つ取っても小洒落た店ばかりだが中には街中華、定食屋もあり、国立の周辺も意外に食べる処はあるなという発見。まぁどこも今日の両チームのユニを着た人でかなりの行列ではあったが。

 参拝を終えてもまだ12時だったので、国立に直行せず青山通りに出て銀杏並木を眺めながら向かう。

神宮外苑銀杏並木

ピークは過ぎていたがまだ十分見頃だった。そして12:20頃にスタジアムに入場。

 今日の席はバクスタ3階の柏側の席だったが、思ったよりもゴール裏に近いエリア。そして通路間の中間辺りという国立上層階としては一番避けたい場所だった。抽選だと席は選べないのでこうなってしまう。まだ試合まで1時間半あったのでコンコースをブラブラしようかと思っていたが、このまま開始まで席で時間を潰し、選手のアップや審判団&メンバー紹介、入場直前のセレモニー、国歌斉唱を経て試合開始。

選手入場時
川崎コレオ
柏コレオ

川崎は旗で3色、柏はKASHIWAの文字が途中からKASHIWAと”ASIA”を浮かび上がらせるように変化。これは2012年度シーズンの決勝(2013年元日開催)でも出していて、この時は1-0で柏が勝利して優勝。このリバイバルということだったか。

2012年度決勝(G大阪vs柏)
  • 試合

 席が柏側だったのもあるが、試合前から柏サポの気合を感じていたのだが、試合が始まると実際柏が押す展開。M・サヴィオ、山田が川崎の最終ラインと中盤の間に上手く入り込み、そこに細谷や小屋松、両SBも絡んで川崎ゴールエリア付近まで何度も攻め込む。前半一番印象に残っているのは山田のプレー。マリノス時代から期待され技術の高さは同世代でもトップクラスだったと思うが、それだけではプロで戦えないというのもまた然りで、マリノスでは徐々に出番を減らし、水戸、山形へのレンタルによってJ2で揉まれ、今季ついに完全移籍でJ1クラブへ。山形時代に一度試合を観た事があるが、その時は周りの味方が走って戦ってるのにそれを傍で見ているだけの場面が多々あり、あまりマリノス時代と変わってないなと思っていたのだが、今日は球際の攻防を恐れず、守備でも奮闘しつつ、攻撃時は高い技術を見せるという戦う男の姿があった。ついにJ1で戦える真のプロ選手になったんだなという感慨。同僚のM・サヴィオもそうだが、こういうチームの中でも上手い部類に入る(であろう)選手が攻守に奮闘している姿は胸を打つものがある。
 ただ柏は攻め込みつつも決定機自体はそれほど無かった。クロスがもう一越えすれば、パスがもう一本通ればという場面はあったが、鄭成勇を脅かしたシュートは1度あったかどうか。この辺りは川崎の守備が一枚上手ではあった。
 一方で川崎の攻撃は淡泊で、サイドまではボールは運べるがその先は、という感じ。今日は右家長、左宮代だったが、マルシーニョの様に縦突破出来る選手がいないと前線のL・ダミアンも下がってポストをこなすばかりでゴール前にはなかなかボールが入らず。こんな感じで前半は0-0。

 後半はやや川崎が持ち直して柏陣内に攻める時間が長くなっていったのだが、決定機というまでには至らず。逆に縦パス一本で柏がチャンスを迎える場面が出てくるようになった。その中で細谷が抜け出してGKと1対1を迎えたが、ここは鄭成勇がセーブ。このままスコアレスで延長へ。

 延長はやや柏が押し気味ではあったが、シュートはGK正面が多く、逆に川崎がクロスから小林悠やゴミスのヘッドで惜しい場面を作り出す。特に延長後半終了間際のゴミスのヘッドは1点ものだったがこれはGK松本がセーブし、詰めてきたシュートにも対応してゴールを割らせず。直後のCKも防いでPK戦へ。

 PK戦は序盤からお互い外さず決め続けたのだが後攻の柏4人目が外して川崎5人目が決めれば優勝、だったがゴミスのキックを松本がセーブし、その後の柏武藤がしっかり決めてPK戦も延長へ。ここで川崎6人目登里のキックを松本が再びセーブし今度は逆に柏はこれを決めれば優勝だったが片山のキックはGKの逆を突きながら左上隅のバーを弾いてしまう。7~9人目はお互い決めてついに10人目のGK対決となった。後で知ったが柏の古賀が負傷で参加出来ず、川崎はジェジエウを外してお互い10人でのPK戦となったらしい。鄭成勇のキックは右上隅を正確に捉えて成功、続く松本のキックは左にややコースが甘く、これを鄭成勇がセーブしてこの瞬間川崎の優勝が決定。

 今日の松本は終了間際のセーブを始め安定感あるプレーで無失点に貢献し、PK戦でも2本ストップ。柏が優勝していればPerson of the Match級の活躍だった。それが自らのキックで優勝を逃す結果となるとは・・・。先週のPO決勝もそうだったが1つのプレーが結果を左右し明暗分かれる残酷さよ。ただ終了後、柏側からは自然と拍手が巻き起こった。川崎側にいた人達を含め、あの場にいた人は皆、お互い全てを出し切った故のこの結果なのだと理解していただろう。私もこの様な素晴らしい試合を観せて貰ったお礼の意味を込めて拍手をば。
 残酷、と書いたが観客だけでなく選手にとってもそれだけ感情を揺さぶられる試合だったんだろうとも思う。PK戦でキックを成功させた両チームの選手達は皆普段以上に力強く拳を突き上げたり、吠えたりしていたが、この試合に懸ける思いが伝わって来た。

  • 試合後

 この試合は友人も来ていたようでハーフタイムにSNSにアップされた写真を見ると自分とアングルが似ているなと思って連絡したら1ブロック隣だった笑。表彰式まで観た後は表参道まで歩き、そこから地下鉄で渋谷へ。延長まで行ったので終了後は日も暮れて、↓の様にイルミまで見せられると急に年の瀬を感じた。今年も残り3週間か。。

表参道イルミネーション

J1昇格PO決勝 東京V×清水(国立)

  • 昇格PO決勝

 先週日曜に続き今日は決勝。ヴェルディサポの友人が先行でチケを取ってくれた。自由席とは言えバクスタアウェイ寄りに行けば好きな所に座れるだろうくらいに思っていたのだが、代金の精算もあるので先行入場直後、11:15頃と早目に現地着。こんなに早く行ったのはかなり久々だな。コロナ禍以降指定席が定着したのもあるが、以前の様に開門前に並ぶ必要が無くなって最近は30分前、早くても1時間前に行くのが当たり前になっているので。
 チケ取りの礼と共に精算を済ませてしばし談笑し、その後はスタジアムの周りに出ていたキッチンカーで昼食を済ませた後、11:50頃に入場したのだが、バクスタ2階はアウェイ寄りでも通路に面した端席はほぼ埋まっていた。内側の席もアウェイゴール裏付近まで行かないとなかなか空いておらず、これで予想よりかなり人が多いのを察した。ひとまず席を確保し、開始までまだ2時間あったので再入出場口より外に出る。

 スタジアム周辺を少しブラブラと歩いた後で隣接する日本オリンピックミュージアムへ寄った。ここは4年前、19年11月に行った事があるのだが、その後のコロナ禍や開催の一年延期を経た今は遠い昔の様に感じる。別の時代とでも言うか。

クーベルタン男爵像とオリンピックミュージアム

 展示は主に館内2階に集中しているが、その中に1940年に東京で開催されるはずだった五輪のメインスタジアムの模型が展示されていた。

幻の1940東京五輪メインスタジアム

計画によると今の駒沢公園に10万収容規模で建設予定だったらしい。戦争でこの計画は流れ、今はこれよりかなり規模が縮小された陸上競技場を始め各種グラウンドを備えた住宅街の中の公園という風情だが、これほど巨大なスタジアムが出来た世界線を想像するのもまた面白い。

  • 試合

 13時過ぎにスタジアムに戻ると周囲の席もほぼ埋まっていた。選手紹介を経て選手入場。

試合開始前-ホーム側
試合開始前-アウェイ側

 序盤からやや清水が押し気味で、乾、チアゴサンタナカルリーニョス・ジュニオといった個で打開出来る選手が局面で技術を見せる場面が幾つか。ただ相手ゴール近くまでは攻め込むもののヴェルディGKマテウスを脅かすほどのビッグチャンスは無かった。ヴェルディはカウンターで相手ゴール前に近付くシーンがあったが、ここも決定機は生まれず0-0で前半終了。昇格決定戦というある意味カップファイナルよりシビアな状況で非常に堅い展開。

 後半も同じ展開で、このまま行けばリーグ上位のヴェルディが昇格という状況だったが、先週の味スタとの違いは0-0のままだったという事。これを意識したのは後半半ばにエリア内のハンドで清水にPKが与えられてからだった。これを決めて清水が先制し、アウェイゴール裏のサポの声も一段と大きくなって得点直後は清水の攻勢も強まったものの、決定機には至らず、徐々に清水は1点を守りに行く意識が強くなって?、ヴェルディがボールを繋いで押し込む時間帯になった。ただ清水は引いて守ってヴェルディに決定機は作らせず。ここまでこの試合を観てきて、攻撃はパンチ力不足なヴェルディ、緻密さは無いが個の力で強引に攻めて守る清水といった印象を受けたが、清水がリードした今はヴェルディにとって一番避けたかった状況だろうなと。前に出ても個の力で守り切られてしまうので。実際ヴェルディがボールを保持するものの、決定機と呼べるものは一度あったかどうか(それも遠くからロングパスを放り込んだ結果として)。
 ATは8分あったが、清水としてはこのまま守り切ればOKな状況ではあった。だがAT4~5分頃に中央からやや右サイド寄りでボールを受けた染野がドリブル、それでも清水の選手が対応している状況では厳しいかと思っていたら清水DFのタックルがボールでは無く足に入り、しかもそれがエリアのギリギリ内側ということでヴェルディにPK。染野はスタメンだったがここまでインパクトは残せず、後半には相手の途中出場の吉田豊に上手く抑えられてちょっと厳しいかなと思っていた中でのこのプレー。しかもPKキッカーとしてそのまま決めて1-1同点。この選手は高体連から鹿島ということで大迫に似たものを感じるのだが、ここまでの実績はそれに及ばない。しかしこの超重要なPKキッカーに名乗りを上げて実際決め切ったのにはちょっと期待してしまう。伸びる若手は出場機会得ているのは前提として、こうした責任を背負えるかどうかだと思っているので。ゴール後はアウェイゴール裏に向かってベリンガムみたいに両手広げるパフォーマンスしてたが、あれをやる度胸も含めて大成するに必要な要素。(そう言えば今年のJ1開幕戦でも柏の細谷がATに同点に追い付くPKを決め、ゴール真裏にてブーイングしていた相手サポに向かって耳に手を当てるパフォーマンスしていたのを思い出した。)
 その後数分を経てそのまま試合は終わり、ヴェルディが昇格決定。

  • 試合後雑感

 結果が物語るように両チームにこの試合90分で勝ち越す力は無かったと思うが、最後に明暗を分けたのはリーグ戦上位チームが勝ち抜くというレギュレーションだった。個々の能力では清水に分があった中で組織力とリーグ上位のアドバンテージを活かして勝ち抜いたという意味で、ヴェルディは2015年に昇格を決めた福岡に似たものを感じる。あの時も(PO決勝会場は奇しくも相手の本拠地長居だったが)タレントが揃う相手に先制された後で追い付き、1-1で凌いで昇格。試合後のインタビューで城福監督は「ここからがスタート」、「(このクラブはJ1で)優勝目指せるクラブにならないといけない」とスピーチしていたが、今の状況は先ほど述べた15年当時の福岡に相当するのではないかと思う。福岡は翌年降格となった。ここまで終盤戦粘り強く勝ち切ってきたが、J1残留には頼れるストライカーが1人欲しいところ。
 清水については試合中通して「個の力任せのサッカー」という印象が消えず。ポジションが前でも後ろでも、個々のレベルの高さや奮闘は感じてもチームとしての完成度は感じられず、また個人の調子にも波があるという意味で。最後の最後に与えたPKも、それまでは上手く染野を抑えていたのにあの場面だけ不用意なタックルを出してしまった。個の力で42試合のリーグ戦(+プレーオフ)を戦えるのか壮大な実験を行った感すらある。今季の編成見ても1年での昇格前提なのかなと思うし、来季はより厳しくなるのではと思う。ただ今季J2に落ちてくるのは2023年J1最下位のみ。まぁ先ほど述べた編成の問題に加えて他の既存J2クラブの中から勝ち抜く方が大変かもしれないが。

 ルヴァン杯決勝の後は渋谷まで歩いたが、今日は試合前にかなり歩き回ったのもあって楽して外苑前から地下鉄乗車し帰宅。

J1昇格PO準決勝 東京V×千葉(味スタ)

  • 昇格PO

 今まで昇格POの決勝や入替戦は観に行った事はあるがPO準決勝は初めて。これまで昇格POは東海以西のチームが出る事多いイメージがあったが今年はヴェルディ、ジェフと首都圏クラブが2つ出場、しかもヴェルディはリーグ3位なのでホーム開催、会場も味スタでチケも取りやすそうだったので行く事に決めた。
 ただ前の予定が長引いてしまい、現地に着いたのは前半20分過ぎ。なので観戦記としてはこれ以降の試合展開についてとなるが、序盤は千葉が優勢で決定機もあったらしい。ただこの時点ではまだ0-0。

  • 試合

 自分が観始めた時間から流れは徐々にヴェルディに傾きつつあった。そして前半30分過ぎに千葉ゴール前での混戦から中原が左足を振り抜いて先制。この約10分後には左クロスを森田が頭で合わせて2-0。ヴェルディは引分けでも勝ち抜けというルールからすると大きな2点となった。

 ハーフタイムにコンコースに出ると、周辺の紅葉も見頃で丁度飛行機が着陸するところ。

紅葉と飛行機

 
 後半開始前にホームゴール裏ではフラッグによるコレオ。試合開始時にも出して更にもう一度という事か。

ホームゴール裏(後半開始前)

 後半も千葉がボール支配しヴェルディがカウンターという展開だったが、ヴェルディはサイドには必ず2~3人と人数置いて相手のサイドアタッカーの自由を封じ、クロスを上げられても中でしっかり跳ね返して千葉にシュートまで至らせない。反面、カウンター時はもう少しボール保持者へのサポートやパスコースを工夫すれば決定機になりそうだったが相手陣内半ばくらいまでボールを運ぶに止まる場面多し。最近は大抵のチームはハーフスペース、ポケットの使い方を意識して、そこに縦パス一本で侵入してチャンスメイク、あるいはフリーでクロスを上げられるような組立の構築というのを様々なチームで見るが、ヴェルディはその点でやや古風(と言っても10年前くらいまでは日本でもよく見られたサッカー)ではあった。そこはやはりJFK氏の志向が反映されたものと言えるだろうか。こうして後半のヴェルディは試合を消しに掛かっていたと思う。2点リードという状況を考えたらそれが正解だし、これ以上ゴールが必要な状況でも無い。守備のタスクを遂行する為にヴェルディの選手はよく走っていたし、終盤には足を攣る選手も何人か。
 千葉はサイド起点に攻め込むのだがなかなかヴェルディの守備を突破出来ず。後半30分過ぎにボールを奪ってようやく相手ゴールでフリーでシュートを打てる場面が出来て、これを小森が決めて1点返した。それ以降はヴェルディの出足がやや落ちてきたのもあって少しずつゴールに近付く場面が出来始め、セットプレーでもチャンスが幾つか。ただこれ以上ゴールは生まれず、2-1でヴェルディの勝利。

  • 試合後
試合後ゴール裏に挨拶する千葉の選手達

 試合後も少しスタンドに留まっていたのだが、敗れた千葉の選手達にサポーターは拍手で出迎えていた。今日はバクスタのアウェイ寄りに座っていたのもあるが、千葉サポの声量はかなり大きくかなりの「声圧」を感じた。これほどの声量はJ1でもなかなか無い。個人的に千葉の試合を観るのは今季3試合目なのだが3月岡山戦△2-2、7月清水戦△2-2、そして今日と未勝利なので少し申し訳ない思いもあった苦笑。7月に国立で観た頃から徐々にチームは上昇し始め、途中7連勝した時期もあったが、去年の岡山に似たものを感じて、少しピークが早かったかなと。実際、連勝が止まった38節水戸戦(△1-1)以降はリーグ戦2勝2敗とやや停滞。逆にヴェルディはリーグ戦のラスト10試合6勝4分の無敗、特にラスト5戦は4勝1分とピークを合わせてきた感がある。決勝の清水にはリーグで2敗しているが、1発勝負のPO決勝とは状況異なるし、今日の様な試合が出来れば、殊に前半に先制出来れば十分勝機はあるかなと。

 試合後はいつもの味スタ観戦と同様に西調布経由で帰ろうとしたら、同駅方面の駐車場の入り口が閉鎖され飛田給に向かうメインゲートを通らざるを得ず、そこに人が集中して時間を食ってしまった。どうにか抜け出して甲州街道を東に歩くと閉鎖されていたその駐車場出入口が開いていて、あの閉鎖案内は一体何だったのかと。まぁそれはともかくとして西調布までは調布IC近くも通るのだが、そこから中央道に乗る車が軒並み千葉、市川、習志野ナンバーだった。
 今日はかなり冷えたので帰りは何か温かいもの食べたいなという事で乗換駅で目に入った大戸屋の麻辣鍋定食を食って帰宅。来週の決勝は国立開催なので都合が付けば行ってみたい。

緑にライトアップされた味スタ

J1第33節 横浜M×新潟(日産)

  • 金J

 休日に挟まれた平日とは言えホーム最終が金Jとは。来週火曜にアウェイでACLがあるからなのは理解しているが、やはりホーム最終なら土曜の晴れた昼間にやって、日が傾く頃にセレモニーという流れが良い。それはともかく今日は年休取る人も多かったが自分は普通に仕事という事で、夕方近くになってから色々対応しないといけない案件が舞い込むという金曜にありがちな展開を乗り越え、どうにかキックオフ直前に着席。今日はバクスタ2階アウェイ寄りにしたが、さすがにホーム最終だけあってこの辺りもかなり席は埋まっていた。

ホームゴール裏(開始直前)
アウェイゴール裏(同上)

↑でも分かるように新潟サポ多し。札幌もそうだが、J2オリジナルメンバーぐらいの歴史を持ち、一定規模の人口を擁する地方都市のクラブはやはりサポも多い。SNSを見ていても、J加盟当時若者だった中高年層、当時子供だった人が今20~30代になって参戦している印象でサポも一世代回りつつあるように思う。

ピッチを俯瞰
  • 試合

 マリノスとしては今日勝って神戸にプレッシャーを掛けておきたいところで、スタメンも前線にアンロペ、エウベル、ヤンマテにナム・テヒと外国人選手を並べてさぁゴール量産しようという布陣。実際かなり押し込んでいてシュートも多く、決定機も右サイドを抜け出したヤンマテのシュート(GK小島がセーブ)、エウベルのブレ球FK(小島が弾き、そこに詰めるも接触でファール)、アンロペのヘッド(これも小島がセーブ)とかなりあったのだがゴールならず。逆に新潟にボールを奪われ、最後のパスが通っていれば危なかったというシーンが何度か。一度ロングボールにFW鈴木が抜け出しかけた所を喜田が倒してイエローという場面もあった。喜田は確かこれで累積4枚目で最終節は出停。新潟がシュートまで至る場面自体は少なく、前線の精度不足に助けられた、あるいはマリノス守備陣の出足が良かったとも言えるが、内容に割に何かもどかしさも感じる様な前半。

 後半も同じ流れで、両サイドから攻め込んで右クロスをファーサイドで詰めたエウベルのヘッドは小島がセーブ、ナム・テヒの左カットインからのミドルは右ポスト直撃と決定機はあったのだがこれでもゴールは割れない。ここまで書いてきたようにスタメンの前線の外国人選手達は実際チャンスに絡んではいたのだが、今日はどうしても点が入らず。今季これまでなら前半で先制し、後半半ばまでに追加点も挙げてスタメン組はお役御免となるところだが、今日はこの状況だけに後半20分頃に交代したナム・テヒを除いて終盤まで引っ張る事に。そして徐々に新潟に押し返される場面が出始めるようになる。
 後半半ば頃から新潟が最終ラインから丁寧に繋いでマリノスゴール近くまでボールを運ぶ回数が増えていった。サイドでも中央でもマリノス選手の立ち位置の隙間、スペースに入り込まれてパスを通されてしまう。縦パス中心のシンプルかつ効果的なボール運びでマリノスの守備網を綺麗に崩された。そして最後はサイド起点にクロス、シュートという場面が多かったが、今日の新潟はこの点でクオリティが足りず、結果的にマリノスはそれにかなり助けられた。特に終盤はボールを奪われカウンターを浴びる場面が多く、1点物のシーンが何度もあっただけに。
 マリノスも終盤に宮市、水沼を投入したが状況は変わらず、ゴール近くで空いたと思ってもすぐ体を寄せてシュートブロックしたり、新潟守備陣の粘りが目立つ結果となった。小島も好セーブを連発し、追加招集とは言え代表に呼ばれたのが分かる活躍。まぁロングキックの精度はイマイチかなと思ったが。
 AT5分の末に0-0で終了。これで明日神戸が勝てば優勝という事になった。まぁ冒頭でも書いたが、今日は(も)ここ最近のリーグ戦の様に前半に先制してそのまま主導権握って追加点も奪おうというプランだったと思うが、相手の思わぬ抵抗と攻撃のクオリティに戸惑ったまま90分が過ぎてしまった、そんな試合だった。相手守備が奮戦するだけでなく、攻撃面でも高いクオリティで自陣ゴール前まで迫られて失点のリスクとも戦わねばならず、これまでと勝手が違うと感じたまま時間が過ぎてしまったというか。明日どうなるか分からないし、まだリーグ戦は1試合残っているが、今季の前線の個に依存したサッカーが最後に裏目に出た感もあった。

ホームゴール裏
アウェイゴール

 まぁ33節ホーム新潟というと10年前が頭を過ぎったのだが、
barcaw.hatenablog.com
あの時とは首位と2位で状況は異なるとは言え、期待とは違う結果になったという意味では似たようなものか。ちなみに10年前は残り2試合で2位と勝点5差ありながら最後連敗して優勝を逃した。

  • 試合後

 ホーム最終戦なので試合後はセレモニーがあったが、時間が遅かったのもあって一緒に観た友人とそのまま帰宅。今年はこれでリーグ戦ホーム観戦は11試合。ゴール裏年チケだが途中から完全にバクスタ民となった。来年の年チケについては熟慮の上決めたい。