世界クラブ選手権1回戦 アル・イテハド×アル・アハリ(国立)


 上大岡から途中横浜で暇を潰し、千駄ヶ谷へ。今度はバイト時代の友人とのサッカー観戦。18時待ち合わせだったが、その頃になると寒さも一段と厳しくなり、カレーの熱も効き目が薄れてきた。もっと厚着してくりゃ良かったかなーと思いつつ入場すると、空から白い粉のような物体が。雪まで降り出しちゃったよ・・・
 その後、空席の多い会場内でCHEMISTRYのライブが唐突に始まったりと、試合開始までにチケ代(¥3000)の元は取れたと思わせる展開であった。
 さて、この友人と試合を観に行くと点が入らないというジンクスがあるのだが、(例:去年のトヨタカップ、今年のナビスコ杯決勝、その他J観戦での0−0、1−0の異様な多さ)今日もその法則は発動し、0−0のまま後半へ。展開としては前半がアル・アハリ(エジプト)優勢だったが、後半はアル・イテハド(サウジアラビア)優勢という内容。結局後半一点を挙げたアル・イテハドが勝利し、水曜にサンパウロと対戦する事に。アル・イテハドにはカロンがいて驚いた。インテルでも主力だったのに、いつの間に移籍していたんだ!?一方、観戦者の方はというと、後半途中には雪がいよいよ本格的に舞い始め、とにかく90分で終わって欲しいという一念であった。終了間際にはアル・イテハドが中東勢得意の倒れこみ時間稼ぎを発動させたが、今日は許せる気になれた。
 こうして終了の笛が鳴るとすぐに我々は国立から立ち去った。聞いた所によると、アル・アハリは公式戦55戦無敗記録を更新中だったそうだが、サウジのクラブ相手に、日本で、しかも観客もそう多くは無い中で、さらに雪まで降り出す中で記録が途絶えた事にはただただ同情するしかない。