毎年フクアリ=周りの工場が醸し出す寒々しい雰囲気+実際に強烈な海風による寒さ、なんだが今年は去年まで更地だった場所にショッピングモールとかサッカーグランドが出来ていたり、風も強くなくて、体感温度はそれ程でもなかった。周りのシムシティばりの発展振りが埼スタを見る思い。
この試合、どちらにとっても勝つか負けるかで運命が大きく変わる、文字通り生か死かの決戦だった訳だが、前半は千葉のプレスが強烈だった。とても90分持続するとは思えない程の運動量だったから、おそらくプランとしては前半の内に先制して主導権を握ろうという考えだったのだろう。だが千葉はボールを奪ってもその後が単純過ぎた。
ボールを奪うまでは良いのだが、そこから先は繋ぐよりもマリノスDFの裏に放り込むばかり。たまに深井や新居が抜け出すシーンもあったが、全体的には繋げばチャンスになる所をみすみす無駄にしているシーンが目立った。
そんな中で後半立て続けにマリノスが点を取り(3点も!)、それで試合は事実上終わった。3点とも、千葉の前掛りになった勢いを上手くいなした感じ。後は何となく時間が過ぎ去っただけで、どちらもそれなりにチャンスはあったはずだが、あまり覚えてない。そういえば田中(隼)はいつに無く動きが斬れていたのは覚えてる。オーバーラップしてもいつもは近くの味方に逃げのパスで終始する所が、今日は自分で持ちこんでCKやクロスで終わっていた。去年も確かゴールを決めてたし、フクアリとは相性が良いのかも知れない。
これでマリノスは自動降格は無くなり、残留はほぼ確実になった。ただ、シーズン当初の目標は何だったのか、そもそもこのクラブの立ち位置は何処にあるのかを思い出さない限り、これからもずっと05年〜のような状態は続くだろう。言いたい事はかなりあるんだが、まぁそれはシーズンが終わった後にでも。
帰りに錦糸町で飲んで、そのまま横須賀線で帰ろうとしたはいいが、途中で気分が悪くなって東京駅で休憩。胃を空にして再びスカ線に乗ったものの、今度は猛烈な眠気に襲われて、気が付けば座席に寝そべった姿勢のまま久里浜にいた。終電も無く仕方が無いのでTAXI使ったら横横道路や第三京浜経由で40分位で帰れたけども、また結構な出費がかさんでしまったという。今月は完全に赤字だわ・・・。
何より麦酒+αでこのザマには自分としても非常に遺憾である。