J1第27節 横浜M×浦和(日産)


 ACLの関係で11月半ばにしてホーム最終戦。まぁ今年は日程が変則過ぎて節もバラバラで単なる日程管理用のタグ以上の意味は無いとすら思えるほど。観戦した過去5試合を振り返っても24節清水H→21節大分H→33節名古屋H→28節FC東京A→31節鹿島Hと節数は前後に飛びまくり、そして今日は27節でホーム最終戦という。

 開始は16時だったので昼間は横浜の海方面をブラブラと。着いたのは昼時だったので中華街で昼食。数ヶ月前に行った時は人も疎らだったが、今日は天気の良さもあってか結構な人出だった。刀削麺が食べたかったので店を探して入ったのだが、食べてる途中でレッズユニを着たご一行が入ってきた笑。コロナ感染者は増加傾向にあるが、こういう所で少しづつ日常が戻っているのを感じる。

横浜中華街

 昼食後はバスで本牧ふ頭の先端にある横浜港シンボルタワーへ。山下公園前から向かったのだが、並木道が結構色付いていた。在宅ワークが続くと季節感を失うが、いつの間にか紅葉の季節。

山下公園

 このシンボルタワーは数年前に存在を知って前々から行きたいと思っていた場所。バスか車でしか行けず、護岸工事の関係で1つ前のバス停で下車という中で、1kmほど歩いてようやく到着。

横浜港シンボルタワー

 少し霞んではいたが好天だけに周囲を一望出来る。房総半島もよく見えたし、ベイブリッジやみなとみらいをこのアングルで眺めるのもなかなか無い。

 そしてようやく日産スタジアムに向かったのだがタワーを出た時点で14:40を過ぎており、バスの本数が少ない中でそれでもどうにか元町・中華街駅まで行って特急→菊名横浜線と乗り継いで開始7~8分頃にスタジアム着。労災病院横のスロープを上がり始めた時、微かにDJの「ゴール!」という声が耳に入ったので確認したら開始2分で先制していた。

 まぁ今日の試合に関しては1点くらい見逃しても別に、という試合ではあった。席に着いてから10分もしない内にマリノスは更に2点追加し、前半だけで4-1。浦和のサイドのスペースが空いているので、特にマリノスから見て右サイドはやりたいことを全部やれた感はあったな。加えてJ・サントスのプレースタイルが浦和守備陣と相性が良かったというか、浦和ゴール近くでボールを受けたら誰も止められず、高い確率でゴールに結び付いていた。去年のACLの様に、浦和の守備は対人に強いイメージがあったのだが。
 後半は少し浦和が押し返してマリノスゴール近くにボールを運ぶシーンもあったが、そこから先はサイドからのクロスに終始していたのでマリノスとしては守りやすかった。そういう中でマリノスが浦和ゴール前までボールを運ぶと決定機となり、後半半ばに追加点で5-1。その後はよりカウンター合戦、打ち合いとなり、ATにサイドからのクロスで浦和が1点返すも、その直後にJ・サントスがハットトリックとなる6点目を決め、6-2で終了。ちなみに浦和の1点はマリノスGKオビのキックが味方に当たってのOG、2点目は山中のクロスをマルティノスなので全ゴールマリノス関係者とも言える。

 派手なスコアになったが、12年前の埼スタでの最終節を思い起こさせる試合だった。
barcaw.hatenablog.com
 あの試合は浦和にとってオフトに始まり、ブッフバルトオジェックエンゲルスと続いた1つの時代の終わりを感じさせるものだったが、今日の結果はどうだろうか。色々来季の話も出ているが、今回もまたそうなるようにも。

 あの埼スタの試合も夕陽が眩しかったが、今日も綺麗な夕景だった。丁度今ぐらいからこういう景色を楽しめて、最終節(例年なら12月第1週)の試合後には陽も傾いて長いリーグ戦の終わりを感じさせる雰囲気になるのだが、今日で最終戦なのは残念でならない。
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日産スタジアムコンコースより