J1第32節 横浜M×C大阪(日産)

  • シーズン終盤

 早いものでいつの間にか11月、J1も残り3試合。先週行ったルヴァンの決勝は汗ばむほどの暑さだったが、今週末から急に冷え込んでコートを引っ張り出して日産へ。試合は14時からで13時前には新横浜駅に着いたが、現地のスタグルキッチンカーはどこも並んでるだろうなとかなり久々なハイハイローへ。

新横浜ハイハイロー

 店内はさすがにこれから日産に行く人が多かったが、外国人客も多かった。欧米系の客が3組7~8名ほど。彼らも試合を観に行くのか、それとも新横浜に観光に来てTonkotsu ramenを食べに来たのか。そんな事を考えつつスタジアムに向かった。

今日の席

 今日は家族連れの友人と観戦ということで1階のバックサイド席。友人家族の他にその子供の同級生も来ていて、その子と一緒に試合観るのは今日で3回目なのだが「同じクラスの友達の父親の更にその友達」という私との遠い関係性が、彼にはどう見えているかなと思ったりもする笑。あまり人見知りしない子で、試合後には他会場の途中経過を聞いてきたり、普通に話すけど。まぁこの場合は年齢差が極端だが、全くの赤の他人と同じチーム好き、サッカー好きで意気投合なんて事はザラにあるんでこれもその一種か。

  • 試合

 セレッソとは4月にアウェイ戦では敗れているが
barcaw.hatenablog.com
 その時の印象は手堅さとバランスを追求するチームだなと。引き過ぎず、上がり過ぎずという究極のバランス点を追い求めている印象を受けた。後ろから丁寧にビルドアップして攻めるが、攻撃に偏らず後ろもしっかりケアするというか。それを反映してなのか、中盤は上門、柴山、鈴木、奧埜など技術があって攻撃を作れる一方で走力や献身性もあるような、攻守バランス型が多い。その中でキーマンとなるのはやはり香川真司で、4月の試合では守備面の貢献が目を引いたが、その後の試合を見ていると、役割は完全に司令塔なんだろうな。かつての様に相手ゴールエリア内で仕事をするのではなく、引いた位置で前線にアシストのアシストとなるパスを送る役割。実際、この試合も最終ラインのすぐ前まで下がってボールを受けに来る場面が多かった。

 という中で前半はマリノスが押し気味で、セレッソの攻撃は左SB吉尾の裏を右SB毎熊やJ・クルークスが突き、逆サイドはカピシャーバがドリブルで強引に仕掛けるシーンが何度か、といったところ。クルークスがフリーでクロスを上げる場面も2~3度あったが正確性を欠いてシュートまでには至らず。マリノスも押す割にシュートブロックされたり、クロスが流れてバーをかすめたりと意図して作り出した決定機はあまりなかったが、前半終わり頃に右クロスにファーサイドでヤンマテウスが詰めて先制。そして前半終了間際には高い位置でボールを奪って相手と2対2の状況から左でボールを受けたエウベルがダイレクトで綺麗に合わせて2-0。

 結果的にこの2点目が大きかったな。後半はセレッソが押し返すようになって、特に相手左サイドは何度も相手に奥深くまで攻め込まれるシーンがあったが、クロスをDFがブロックしてCKにするなどシュートまで持ち込ませなかった。上手く時間を消化して気付いたら後半も半ば、終盤になっていたという感じ。火曜はアウェイ(フィリピン)でACLだったが、そこにA・ロペスとエウベルは帯同させず、そのエウベルが今日1G1Aだったのは上手く選手をやり繰り出来ている証ではないかと。次の試合(33節新潟戦)は12日後と空くのでこれでリフレッシュ出来るし。
 セレッソが攻め疲れたら終盤にカウンターで1点追加出来そうな雰囲気もあり、実際何度かゴール前まで迫ったが、今日はラストパス、クロスの精度を欠いてゴールならず。ただ前半の2点が効いて2-0で終了。

 今節は神戸も勝ったので残り2試合で勝点2差。残りのカードは
マリノス:新潟(H)→京都(A)
神戸  :名古屋(H)→G大阪(A)
最終節はお互いアウェイ、しかも同じ関西での試合か。何となく最後に何かが起こる予感がしているのだが。

  • 試合後
試合後

 しかし今日は寒かったな。今日は別の友人も来ていてハーフタイムに久々に会えたし、1階席での観戦といい、皆でバクスタ1階ホーム側で観ていた数年前を思い出した。