J1第8節 横浜M×C大阪(日産)


 3日前に行ったばかりだし、水曜はともかく火曜はどうも(GWや連休は別として)観戦日という感覚が無いのでDAZNに傾いていたのだが、今日チケット見てみたらバクスタ2階が前日より値下がりして3000円を切っていたのが後押しとなり、行くことに決めた。クラブとしても観客制限による収入減をカバーしようというのは重々承知しているし、自分としても年チケの継続だったり、招待券(最近は貰う機会も殆ど無いが)よりは出来るだけチケを買って行きたいとは思っているが、毎試合チケ代だけで5000円を越えるとさすがに行く試合を選んでしまう。そんな訳で17時半には仕事を切り上げてスタジアムに向かったのだが、今日は思いの外冷え込んでおり、東ゲート広場のスタグルではちゃんこと牛すじ煮込み丼を選択。この煮込み丼は以前も食べたがなかなか美味かった。

 セレッソはクルピも久々だなと思っていたらコロナ感染者が数名及び濃厚接触の疑いで監督も横浜に来れずと。別に誰が感染したか詮索するつもりは無いが、先日は原川、坂元が負傷で代表辞退し今日も大久保、瀬古、丸橋が不在でおまけに監督もいないとあってはなかなかつらい。
 だが序盤はセレッソペースで前半半ばくらいまでに2~3回チャンスを作り出した。大きくサイドチェンジして右からオーバーラップした松田陸に合わせ、そこからのクロスに合わせるなど形はシンプルなのだがこれが結構効いていた。ただ半ば以降はマリノスが押し込むようになって前半終了。
 後半は前半よりもマリノスが押し込んでセレッソはなかなか攻撃の形を作れなかったのだが、マリノスも押す割に決定機と呼べるシーンはあまりなかった。湘南戦でもそうだったが、やはり両サイドの仲川とエウベルが機能していない。今のサッカーだとこのポジションは独力で1人、2人抜いてチャンスを作り出さないと攻撃全体が手詰まりになるのだが、2人とも1対1でもなかなか突破出来なかった。仲川は先日のルヴァン広島戦で調子上げてきたかなと思いきやリーグ戦は今日含め7戦ノーゴール、エウベルも湘南戦で感じたようにやはりサイドアタッカータイプでは無さ気。攻撃に関してはマルコスの回復とレオセアラ待ちになるのかな。セアラが中央だとするとサイドはやはりネックになってしまうのだが。前田をスライドさせても、この選手の場合、今のようなボールの無い所でのスプリントや、ダイレクト/ワンタッチ中心のプレーが技術の粗を隠す形になっており、サイドでボールに触れる時間が長くなるほど今の良さが消える可能性が高い。
 押し込む時間が長くなるにつれ、セレッソも守り慣れてきた感があるなと思っていた中で後半途中から中島、加藤、山田といった若いアタッカーを入れてきたのだが、そこから少しづつ押し返すシーンが出てきた。全体的にはマリノスが押しているのだが、セレッソの前線にボールが入ると独りで持ち込んだりしてシュートまで行くシーンが増えた。加藤はJ2(金沢)から加入した選手で他の2人はアカデミー出身でレンタルも経験しているのだが、3人とも試合経験積んでるのは大きいんだろうなと。中島、山田はU23J3経験もある。スタメンのCB西尾(19歳)も含め、勿論トラップなど技術も高いが、ピッチ上でビビらず堂々とプレーしているのが印象的だった。その一方でスタメンだった西川はちょっと印象が薄かったな。
 そんな展開だったので今日も引分けかなと思い始めた後半40分過ぎにCKの混戦からオナイウが押し込んでマリノスが先制。友人も言ってたが今日のマリノスで点を取るならこういうパターンだなと。その後は落ち着いてボールを回して1-0勝ち。

 水曜だと週の折り返しだが、まだ火曜なので何とも言えない感覚。終了後はすぐスタジアムを出て帰宅した。